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FMV-5100NL/YをADSLルーターに

FMV-5100NL/Yなるマシンを入手しました。CPUはPentium100MHzで、ハードディスクは814M。 ノート型ですが、ディスプレイのバックライトが切れているためほとんど画面は見えない状態です。 これを今の98NoteにかわってADSLサーバーにしようという計画です。
ノート型パソコンをサーバーにするメリットはいくつかあります。 それは、音が静かなこと、消費電力が少ないこと、バッテリーが付いている(無停電装置が不要)ということです。 寝ている間も動かすサーバー用として、古いノートというのははかなり適切な選択だと思います。
ノート型に付いている2.5inchのハードディスクは連続稼働には向かないらしく、寿命が短くなるという情報もありますが、3.5inchのハードディスクでも、連続稼働の場合の寿命は1.5〜2年と言われていることと、ノート型のサーバーで1年以上の動作報告があることなどを考えると、これはそれほど深刻な問題ではないと思います。
 
 
外部ディスプレイへの出力
 
まず画面が見えないとどうしようもないので、とりあえず外部ディスプレイにつないでみます。 が、外部ディスプレイの方に出力されません。 調べてみると、FMVではBIOSで設定しないと外部ディスプレイに出力されるようにならないとか。 ちょっと絶望的な気分になりましたが、がんばってバックライトの切れたLCDを電球で照らしながらBIOSを設定して、なんとか外部ディスプレイへの出力ができるようになりました。
 
 
OSのインストール
 
OSはdebパッケージを利用できるDebianにすることにしました。 インストールはネットワーク経由で行いたいのですが、うちにはPCMCIAのLANカードは2枚しかありません。 98Noteに両方とも使ってしまっているので、このままではネットワーク経由のインストールはできないのでした。 そこで、一時的にVine@300GLをADSLサーバーにすることにしました。 NICをいろいろ付け替えて、フレッツの接続ツールをコンパイルして、さあつないでみると・・・pppdがないとおこられてしまいました。 pppd入ってなかったんですね。 で、よくよくVineのサイトに行ってみると・・・ないんですね、ppp。 ppxpはあるんですが。これは困りました。結局、Laser5のサイトからpppのソースパッケージを持ってきて、それをコンパイルしました。 普段Laser5を使っているので、同じredhat系と思って油断してたんですが、VineとLaser5っていうのは結構違うものですね。 細かい部分がいろいろ違うので意外と手間取りました。 あと、PC98では、何もしなくても日本語を表示できるんですが、AT互換機では、KONがいるんですね。 当たり前のことですが、98Noteの時には必要なかったので忘れてしまっていて、あとからインストールしました。
 
 
カーネルの再構築
 
例によってインストールに使用したカーネルにはIP Masqueradeのサポートが含まれていないのでカーネルを再構築する必要があります。 今回はmake-kpkgを使ったカーネルパッケージの作成に挑戦してみることにしました。 まず、普通にkernel-sourceをインストールして、make menuconfigします。次に、make-kpkg --revision=<revision-number> kernel-imageとして待つこと数時間・・・もうできちゃいました。 意外と簡単なんですね。PCMCIAのモジュールも必要なので、make-kpkg modules_imageとして、それも作りました。 あとはdpkg -i <file>でインストールして作業は完了です。
 
 
PPPOEを使う
 
今回はフレッツツールではなくDebianに含まれるPPPOEパッケージを使ってみました。 するべきことは、
/etc/ppp/pap-secretsに<username> * <password> *を追加
/etc/ppp/peers/dsl-providerにuser <username>を追加
同ファイルのpty "pppoe -I eth0 -T 80"のeth0をeth1にする
/etc/init.d/ppp内のproviderをdsl-providerにする
といった感じです。 <username>はフレッツ接続に使うのと同じものです。 フレッツではeth1に適当なIPを割り当てておけばよかったのですが、今回はeth1にIPを割り当てない方がよいとmanページ書いてあったので、/etc/pcmcia/network.optsの設定をそのように変えておきます。 それらの設定をして、いざつなごうとすると、カーネルのpppのサポートがないとのこと。調べてみると・・・確かに忘れてました。 サポートをyesにして、再び再構築、待つこと数時間。CPUが遅いと大変です。 で、新しいカーネルにして、今度こそつながりました。 DHCPも入れて、これで今までの98Noteとほとんど同じことをするサーバーになりました。
ちなみに、pppoeのmanページにはLinuxマシンをルーターにする場合のクライアントのMTUの設定に関しても言及されていました。 フレッツツールのREADMEにはそれに関して何も説明がなかったことを考えると、やっぱりフレッツツールは不親切なのかもしれません。
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