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LinuxでHotSync

2001年10月26日にVisor Edgeが37800円→19800円に値下げされたので、さっそく買ってみました。
WindowsとのHotSyncは簡単にできたので、LinuxとのHotSyncを試してみました。 pilot-linkとjpilotを使います。
 
 
カーネル再構築
 
Visor Edgeでは、標準で付属するクレイドルがUSB接続のものなので、Linuxで使おうとするとちょっと厄介かもしれません。 まず、カーネルにUSBサポートを組み込むか、モジュールとして用意しなければいけません。 カーネルのバージョンは2.4以上が望ましいでしょう。
カーネルのconfigで、最低限以下の項目に対して、yesもしくはmoduleを選択します。
 * support for USB
 * USB Serial Converter support
 * USB Generic Serial Driver
 * USB Handspring Visor Driver
これ以外に、UHCI supportとOHCI supportはいずれかマシンに必要なものを選択します。わからない場合は全て選択しておけばよいでしょう。私の環境ではUHCIでした。
 
 
デバイスファイルの用意
 
次に、デバイスファイルを用意します。 Laser5 Linuxでは、もともと/dev/ttyUSB1がメジャー番号188のキャラクタデバイスとして用意されているので、それを/dev/pilotにシンボリックリンクしておきます。 一般ユーザーがHotSyncできるようにするためにはパーミッションを666にしておかないといけません。
# chmod 666 /dev/ttyUSB1
# ln -s /dev/ttyUSB1 /dev/pilot
/dev/ttyUSB1がない場合や、メジャー番号が188でない場合は、いったんデバイスファイルをrmしてからもう一度作り直す必要があるようです。
# rm /dev/ttyUSB1
# mknod /dev/ttyUSB1 c 188 1

pilot-linkとjpilotのインストール
 
いずれもLaser5のパッケージには無いのでよそからもらってこないといけません。 pilot-linkはどこからもらってきてもよいのですが、jpilotの方は、気を付けないと日本語に対応していないことがあります。 Redhatのrpmは日本語に対応していないようです。 SPECファイルを書き換えればよいのですが、そうするくらいなら日本語に対応しているrpmをいただいてきた方が早いです。 Kondaraのrpmは日本語に対応しています。
 
 
モジュールの呼び出し
 
USBサポートをモジュールとして用意した場合は、HotSyncの前にモジュールを呼び出す必要があります。
# /sbin/modprobe usb-uhci
# /sbin/modprobe usbserial
# /sbin/modprobe visor
これが問題なく実行されるようであれば、/etc/rc.localなどの起動スクリプトの中にいれておけばよいでしょう。
 
 
HotSync!
 
ここまでくれば、あとはjpilotを起動して、クレイドルのHotSyncボタンを押して、そのあとでjpilotのSyncボタンをクリックすればHotSyncできるはずです。Windowsと違って、クレイドルの側のHotSyndボタンだけでできないところが何とも悔しいですが。
また、私が使っているjpilot-0.98.1-8kでは、データのインポートができないなど、やはりWindows上でのPalm Desktopと比較するとやや劣っているように感じます。
 
--2002年11月13日追記--
最近はVisorモジュールでSony Clieにも対応してるそうですね。
jpilot上で上記の操作をしてもしばしばエラーが出てHotSyncできないことがあります。そんな時は、以下の操作を行うと良いようです。全て経験論ですので根拠はありません。上から順に簡単にできるものになっています。
  • クレイドルのHotSyncボタンを長めに押し、しっかり一秒ほど待ってからjpilotのSyncボタンを押す。jpilotの操作が早すぎるとうまく行きません。
  • クレイドルのHotSyncボタンをSync終了まで押し続ける。なぜかHotSyncボタンを離すと接続が切れてしまうことがありました。原因は調査していませんがボタンを押し続ければ対応できます。データが大量にあると疲れますが。
  • usb-uhciもしくはusb-ohciモジュールのリロード。いったんrmmodして、ちょっと時間をおいてから再びmodprobeするとHotSyncできるようになることがあります。
  • Linux Visor USBによると、Visorのソフトリセット、ハードリセットが有効な場合もあるようです。ハードリセットはくれぐれも気を付けて、自己責任で行ってください。


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